専業主夫だと、ブログで宣伝しているおかげで、
学生から卒業論文を書くための協力依頼がたまにある。
数年前、東京の医学系の学生から、依頼があった。
メールのやりとりが多かったが、忙しくて丁寧に答えられなかった。
しかし丁寧に、相手の学生から卒業論文が送られてきた。
きちんと対応してあげればと、少し後悔した。
学生にもいろいろいて、過去にミクシィからのメッセージを送ってきて、
協力を依頼してくる人がいた。
名前と所属大学を名乗るよう求めたが、名乗らずに質問をぶつけてきた。
名乗らないのは失礼ではないかと、社会人としての礼儀を教えてあげた。
しかし、学生は納得しなかった。
その学生と、メールで激しい応酬をしたが、名乗らなかったので、質問には答えなかった。
今回は、地元の大学生からだった。
しかも、同じうるま市内に住んでいる学生だった。
社会学科を専攻しており、彼のお父さんが専業主夫をしているので、
卒業論文のテーマに選んだとのこと。
うちに来てもらって、話をしたのが、今年の3月。
すごく好青年で、女性からもてそうな面構えだった。
依頼を引き受けた。
4月に、うちでインタビューをした。
ボイスレコーダーに録音して、後でテープ起こしするとのこと。
あちこち、話が飛んでしまったことを覚えている。
まとめるのに、苦労するのではと思った。
私と同じように、家事と子育てをしている専業主夫というのは、非常に少ない。
実際に会ったことが無かった。
だから、彼のお父さんに非常に興味を持った。
ぜひ、会って話しをしたかった。
友達になりたかった。
しかし、中国へ行ったり、実家へ帰ったり、講師の仕事が始まったりしたので、
会うのがのびのびになってしまった。
最近、時間に余裕が出てきたので、彼のお父さんに電話をかけた。
今日でもいいとのことだったので、早速会いに行った。
おみやげに、弟から送られてきた柿と、私が作ったサトイモを持って行った。
仕事をしている奥さんとも、少し話をすることができた。
一時間ちょっとだったけど、専業主夫ならではの大変さや苦労を話すことができた。
地元で生まれ育って、地元に住んでいるならではの悩みを聞いた。
自治会の集まりに参加するのが、つらかったそうだ。
でも年齢が少し離れているせいか、話はあまり盛り上がらなかった。
帰るとき、今度飲みに行こうと誘われた。
専業主夫の仲間ができたこと、それがうれしい。
※写真右は、主夫仲間のきよしさん