「海の翼」を読んで泣いた。
先日、うるまシティぷらざの宮脇書店へ行った。
そこで、エルトゥールル号を扱った本を見つけた。
タイトルは「海の翼」だった。
副題は「トルコ軍艦エルトゥールル号救難秘録」。
エルトゥールル号遭難の話は、10年くらい前に、あるメーリングリストを読んで知っていた。
そのときにも、その短くまとめられた話に涙が出てきたのを覚えている。
その後2年前に、美健ガイド社のマンガに出合った。
「甦るエルトゥールル号 友情の海碑」というタイトルだ。
このときにも、読んでいて、泣いた。
宮脇書店で、すぐ本を買いたかったが、家計のことを考えて、ちょっと我慢した。
値段は、本体714円+税であった。
帰って妻に相談したら、OKが出た。
すぐに宮脇書店へ行き、本を買った。
立ち読みしているときも泣いたが、家で読んでいても、涙が出て泣いた。
あらすじを簡単に紹介すると・・・、
明治23年、トルコの軍艦、エルトゥールル号が、和歌山県沖で遭難した。
発見した紀伊大島の献身的な救助で、69名のトルコ人の命が助かり、日本の軍艦でトルコまで送った。
その話は現在も、トルコの歴史教科書に載っており、トルコ人なら誰でも知っている
時は流れて昭和60年、イラン・イラク戦争で、48時間以降に空を飛ぶ飛行機は、無差別に攻撃するとフセイン大統領が宣言する。
イラン国内に取り残された日本人を、トルコの航空機がテヘランに向かい、215名を救出する話だ。
トルコという国が、親日的だと、聞いたことはあった。
しかし、ここまでとは、知らなかった。
歴史を知ると、日本人として生まれてきたことに、誇りを感じる。
このような歴史は、まだいっぱいあるはずだ。
そういった話を、子ども達に伝えたい。
「海の翼 トルコ軍艦エルトゥールル号救難秘録」は、アマゾンから買えます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4404037910/
美健ガイド社のマンガはこちら。
http://www.biken-guide.com/?pid=10490007
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