2005年10月13日

「死んでも生き返るから大丈夫」

今日は、親子トランポリンサークルの日でした。
トランポリンを跳んだあと、外で弁当を食べます。
食べ終わったら、子ども達は公園で遊び、親はお話をします。

遊んだ後も我が子は、「まだ体力が残っているから○○君のところで遊びたい」
というので、トランポリンの場所からすぐ近くの友達のところへ行きました。
子どもを遊ばせながら、私はトランポリン仲間のお母さんと話していました。

遊んでいるうち、近所の男の子が数人、集まってきました。
5才くらいの男の子が、歩行者用道路のギリギリに座っていました。
自動車の通る道のすぐそばだったので、トランポリン仲間のお母さんは、その子に注意しました。

トランポリン仲間のお母さん「あぶないよ。車に轢かれたら、死んでしまうよ!」
5才くらいの男の子「死んでも生き返るから大丈夫」

とその男の子は、まじめな顔で言っていました。
テレビゲームの影響でしょうか・・・?
その一言に、私はかなりショックを受けました。

子ども達の育つ環境って、非常に危険な状況になっていると感じています。


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Posted by ごくらくトンボ at 23:51│Comments(7)子育て
この記事へのコメント
大丈夫、新でも生き返るからって・・?
ちちちょっとちょっと・・・!!??
どういう意味なんだろう???
生き返るってどういうことなんだろうね??
輪廻転生ってことでもないでしょ?(もちろん!)
生きている事そのものがゲーム感覚なのかな?
キケンですね?ゾットしますね・・


Posted by yoshimi at 2005年10月14日 08:16
「死んでも生き返るから、大丈夫。」

この言葉のあとに、どう切り替えしたかが気になります。あ、こんにちは。ごくらくトンボさん♪

私なら、「何でも、命があるものは生き返るの?」と聞いて、「そう。」といわれたら、その辺のアリを潰させて、
「じゃあ、今すぐ生き返らせて!!」
とか、「動物はできない。」といわれたら、
「じゃあ、君が今すぐ死んで、今すぐ生き返って見せて!」
とか、無茶言って、詰め寄りそうです。(汗)

で、出来ないと言われたら、その場でコンコンと、説教たれそうです。
正しい大人の対応かは、わかりませんが、少なくとも甥っ子は、それで困って、泣いて謝りましたね~~。←その対応やりました。実は。
その後、じいちゃんが亡くなったことで、死の本当の意味を理解したようです。

命の大切さ。どうして人を殺してはいけないのか。
どうしたら、上手く説明してあげられるのか・・・。ごくらくトンボさんの対応の仕方も、良かったら教えてくださいませ~。


Posted by こころ at 2005年10月14日 17:20
yoshimiさん

実はこれ、一部の子どもの話では無いのです。
昨年、9月5日のNHKスペシャルをみて、私はショックを受けました。

21世紀 日本の課題 子どもが見えない
第2回 大人はどう向き合うのか

長崎市立茂木小学校で、西田利紀先生が子どもたちに「死」についての授業をしました。
先生が、「人間は死んだら生き返ると思う人」と質問したら、33人中28人が手を上げたのです。

yoshimiさんの身近にいる子どもに、ぜひ聞いてみてください。


こころさん

確かこのときは、そのお母さんが「生き返るわけないでしょ!」みたいなことを言って、終わったと思います。
私は、そのような子どもに対して、どう対応したらいいのか、わかりません。
たぶん「どうしてそう思う?」といった聞き方をすると思います。
上記のNHKスペシャルでは、テレビの影響ではないかという話をしていました。
子どもにテレビをみせないことが、重要ではないかと思います。
確か、紀子さまが子どもの頃、家にテレビを置いていなかったそうですね。
Posted by ごくらくトンボ at 2005年10月14日 22:27
そういうコトをテレビのせいにするのはどうかなぁ・・・、って思いました。

今の子供の環境は悪い。というようなことがありますが、
それでは私たちが子供の頃の環境は良かったのでしょうか???
人それぞれだと思います。
環境にも人にも恵まれて育った人もいれば、街中で自然に触れることもなく親にかまわれることもなく、毎日の食事はインスタントラーメンばっかりという環境で育った人もいる。
それは今も昔も変わらないのでは・・・?って思います。

環境が悪い中でも立派に育って生きている人もいます。

私が思うのは、その子供にかかわる大人が問題のような気がします。
環境が悪くてもそばに、その子供の話を聞き、そのまんまを受け入れてくれる大人がいれば子供はしっかりと生きていけるように思うのです。
と、生意気なことを書きました。もしお気を悪くされた方がいらしたらごめんなさい。
Posted by tokumei at 2005年10月15日 11:03
ごくらくトンボさん 貴重な話題を投げかけてくださってありがとうございます。

そうなんですね、今の時代の子供達は「死」はそんなに大きな問題ではないのですね?だから、軽い気持ちで生きているのでしょうか?
どうでもいいや、やりなおせるんだから・・ってことでしょうか??

子どもは本当に純粋だから情報をそのまんま吸収してしまっているのですね?だから、TVだとかゲームなどの影響も確かに大きいでしょうね・・?

そうそう・・
私は先日突然仲間(子どもの友達の父でもある)を亡くしました。お葬式に子どもも連れて行きました。
最後の別れを夫とも娘とも一緒にしました。友達の家族も一緒でした。
子供同士でも騒いでいい空気とダメな空気を察しているのか、葬儀の最中は静かにしていました。(2歳・女児です)でも終わってからザワザワし始めた頃から座布団でジャンプしたりしていました。
そのときに「今日はダメ」とだけ注意をしたら、大騒ぎして遊ぶのをすぐに止めました。
しっかり真剣に「死」を説明しました。おじちゃんは死んじゃったんだよ。もう会えないんだよ。
○○ちゃんのお父さんはもう死んじゃった、○○ちゃんのお父さんの分まで○○ちゃんと仲良くしようね。と・・
そしたら、おじちゃん死んじゃったんだね。さようならなんだね。と・・ボソッと言ってました。娘がどこまで理解したのかは分かりませんが、
この話題になって思い返すと葬儀に参列させて良かったと思っています。

死について、生きることについて、事実として、受け止めてまず私がしっかり生きることが大切だと思います。。
とはいえ、、
子供達の今後を真剣に心配してしまいます・・・が、まずは自分の子供には死とは何か??はしっかり伝えていきたいですね。。
子どもは抵抗することなくただただ情報を受け入れているだけなんですから・・・・良い情報を、教育現場でも家庭でも、、伝えていきましょうね。。


Posted by yoshimi at 2005年10月16日 00:05
tokumei さん、ご意見ありがとうございます。

>そういうコトをテレビのせいにするのはどうかなぁ・・・、って思いました。

というご意見ですが、もっと具体的な根拠を示していただけると、みんなにわかりやすいと思いますよ。

私は、上記のNHKスペシャルの番組を根拠にして、
「子どもにテレビをみせないことが、重要ではないかと思います。」
と言っているわけです。

この番組で、長崎市立茂木小学校の西田利紀先生が子どもたちに聞き取って、テレビの影響が大きいと話しているのです。
これは、私が一年以上前の番組の内容を、うろ覚えで言っているのではなくて、録画したものを再度確認した上で、ここに載せています。

しかし、tokumei さんのご意見も参考になりました。
どうも、ありがとうございます。
Posted by ごくらくトンボ at 2005年10月17日 13:44
yoshimi さん、こんにちは。

お子さんと一緒に、葬儀に参列されたのですね。
とってもいい子育てを、されているなあと思いました。
子どもが、葬儀の雰囲気を体験することで、「死」とはどういうものかを学んだと思いますよ。
私もyoshimi さんと同じように、親である自分自身がしっかりと生きることが、大切だと思います。
Posted by ごくらくトンボ at 2005年10月17日 13:55
 
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