専業主夫のお父さん

圭太は、学研の「３年の科学」を定期購読しています。
５月号の付録は、鈴虫飼育ハウスでした。

付録を説明書どおりに作って、水を与えました。
すると、鈴虫が卵から孵って、うじゃうじゃ出てきました。
それに餌を与えて、育てました。
餌を与えるのは、いつの間にか、私の仕事になっていました。

次第に大きくなって、鈴虫が鳴き始めました。
しかし、私は高い音が聞こえません。少し、耳が遠いのです。
羽を震わせているので、音が出ているのはわかるのですが、聞こえないのです。

鰹節を与えているのですが、共食いをしているのを観ました。
鈴虫は、雑食の動物なんだなと思いました。

また、メスが土の中に尻尾を差し込んでいるのも、観察できました。
おそらく、卵を産んでいたのだと思います。

鈴虫を飼っていると、いろんなことを考えます。

このまま、飼育箱の中で、一生を終わるのだろうか。
外に、逃がしてあげた方が幸せになるのだろうか。
逃がしたら、餌が無くて、餓えてしまわないか。
餓えても、外の世界の方が、幸せなのでは。

人間が生き物を飼うというのは、不自然であることには違いないと思います。


ゴキブリではありません。念のため・・・

※　写真は８月５日に撮影しました。


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